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むずむず脚症候群の考えられる様々な原因とは

足むずむず症候群
実際に虫がいるわけでもないのに脚を虫が這いまわっているような感覚があるというむずむず脚症候群。
足むずむず症候群に悩まされている人の多くは、その原因が気になることでしょう。
気になる、足むずむず症候群の原因についてご紹介していきたいと思います。

 

足むずむず症候群の原因、詳しいことは解明されていないって本当?

足むずむず症候群には、特発性と呼ばれる一次性のものと病気など、何かしら他の原因によって起こる二次性のものがあります。

 

二次性のものは鉄欠乏症貧血やパーキンソン病、慢性腎不全などの病気が原因であったり、抗鬱剤の副作用として起こったりするといわれており、原因が明確です。

 

一方、特発性である一次性のものは、実は原因がハッキリと解明されていません。
一次性のものは鉄分不足や体内での鉄代謝異常、遺伝やドーパミン神経系の障害など、様々な原因が挙げられており、ハッキリとした原因がまだ分かっていない状態なのです。

 

しかし、近年では睡眠障害によるものや、神経系の問題、鉄不足などが主な原因として考えられるようになってきているといわれています。

 

足むずむず症候群は何で診断されるの?

足むずむず症候群は、基本的に通常問診によって診断されます。
また、近年では鉄不足が原因となっている場合も多いため、血液検査をする医療機関も多いようです。

 

血液検査では尿毒症や腎障害なども判断できるため、そうした別の病気によって引き起こされているものでないかも、同時に調べることができます。

 

このような方法によって特発性の一次性足むずむず症候群であるか、二次性足むずむず症候群であるかを判断するのです。

 

仮に鉄不足が原因で足むずむず症候群が起こっていると判断された場合は、鉄剤を飲んで鉄不足を解消する治療が行われることになります。
また、別の病気が原因であった場合は、その病気の治療をすることが主体となるでしょう。

 

むずむず脚症候群の原因と考えられるものは?

一般的な認知度が低く、それどころか医師の間でも認知度は高くないため、適切な治療がなされていない場合も多いのです。
このむずむず脚症候群にはいろいろな原因が考えられています。
むずむず脚症候群の原因と考えられるものについて紹介します。

 

鉄欠乏性貧血

むずむず脚症候群と最も強く関連付けられて考えられるのが鉄欠乏性貧血です。

 

むずむず脚症候群は脚に何らかの異常があるために脚がムズムズしているわけではありません。
感じたことを脳に伝達する神経に何らかの障害が起きたために実際には何ともない脚に異常を感じるのだと考えられています。

 

そのため、むずむず脚症候群という名前ではありますが、腕や体など脚以外のところがムズムズするなどの症状となって表れることもあります。
この、感じたことを脳に伝達する神経の一つにドーパミンというものがあります。
このドーパミンは鉄分が不足すると正常に働かなくなってしまいます。

 

これがむずむず脚症候群の原因だという説が有力視されています。
そのため、鉄欠乏性貧血の人にむずむず脚症候群が起こりやすいのです。

 

遺伝的要因

むずむず脚症候群が大人に発症する場合、鉄分が不足している場合が多く見られます。
脳内のドーパミンという神経伝達物質がスムーズに働くためには鉄分が必要ですが、これが鉄分不足のためにうまく働かないことがむずむず脚症候群の原因だとも考えられる根拠となっています。

 

しかし、子供がむずむず脚症候群にかかる場合は、鉄分の量に異常がない場合が多いのです。
これは、体の鉄分が足りていてもその鉄分が脳にうまく移動できていないためだと推測されていますが、その原因は分かっていません。

 

しかし、これが遺伝に関係していると考える人もいます。
実際、むずむず脚症候群の子供のどちらかの親には7〜8割むずむず脚症候群の人がいるそうです。

 

神経機能障害

むずむず脚症候群は実際に脚に問題があって不快感を感じているわけではありません。

 

ドーパミンなどの神経伝達物質に問題があると考えられています。
脊髄に損傷を受けるなどして神経機能に障害が起こると、むずむず脚症候群の症状が出るという人もいます。

 

慢性腎不全

むずむず脚症候群は高齢者に多く見られ、慢性腎不全で人工透析を受けている人にも良く見られます。
そのため関係性があるのでは、と思われています。

 

ただ、慢性腎不全になると腎性貧血になることがあり、そのための鉄分不足が原因だと思われます。

 

パーキンソン病

パーキンソン病は、じっとしている時に指などがふるえたり、関節が動かしにくかったり、動作がゆっくりしたり、バランスがとれなくなったりする病気です。
これはドーパミン不足が原因と考えられており、むずむず脚症候群とつながるところがあります。

 

ストレス

ストレスもむずむず脚症候群の原因だと考えられています。

 

ストレスを長期間にわたって受け続けると、自律神経が乱れてきます。
自律神経が乱れて交感神経と副交感神経が正常に働かなくなると、神経伝達物質であるドーパミンの機能も低下してしまうのです。

 

脳にはA11というドーパミンを出す神経細胞があり、普段は不必要な信号が脳に入らないように守ってくれているのですが、A11の機能がドーパミン異常により正常に働かなくなると脳が過敏になって小さな刺激を強い刺激と感じてしまうようになり、むずむず脚症候群になるのです。

 

妊娠

妊娠すると、胎児の体や血液を作るために妊婦の体から鉄分が大量に使われます。

 

そうすると鉄分不足になるため、むずむず脚症候群が起こります。
妊婦の10%程度はむずむず脚症候群の症状を感じているそうです。

原因は「脳」にあった?!

むずむず脚症候群になると、脚がむずむずとうずくようになり、痛みや痒みを常に感じるようになり、同じ姿勢を保てなくなったり、常に体を動かさないと落ち着かなくなるなどの症状が表れます。
症状が重くなると睡眠不足やうつ病のきっかけになることもあるので、早めに治療する必要があるのですが、脚に症状が表れる病気である反面、発症する原因は脳にあるといわれています。

 

むずむず脚症候群とドーパミン

むずむず脚症候群は、ドーパミンの不足が原因といわれています。
ドーパミンは脳から分泌される運動や感覚を制御する神経に関係する物質で、ドーパミンが大量に分泌されることで、運動や感覚にかかわる部位につながる神経の興奮を抑えて、常に静止した状態を保つことが出来るのですが、むずむず脚症候群にかかると、神経の興奮を抑えることが出来なくなり、常に痺れや痛みを感じるようになってしまいます。

 

ドーパミンの分泌と鉄分

むずむず脚症候群の原因はドーパミン不足ですが、そのドーパミン不足はどうして起きたのかというと、その多くが鉄分不足が原因といわれています。
鉄分は人間が普段食べる食材に含まれていることが多いのですが、調理の際に抜けてしまうなど、想像以上に摂取されないままになっていることが多く、たくさん食事を摂ったとしても、鉄分が不足していることが多いといいます。
もし鉄分が不足してしまうと、ドーパミンを作る機能が失われてしまうので、むずむず脚症候群になったときは、鉄分を補給して症状を改善させましょう。

 

脳を覚醒させて症状を抑える

むずむず脚症候群の治療は、鉄分の補給で行うことが出来るとされていますが、ドーパミンはリラックス状態や睡眠時に分泌量が少なくなるので、どうしても症状が強く出るようになります。
そのため脳に情報を与え続けることでドーパミンを分泌させ、症状を抑えることが出来るので、痛みや痒みが激しいときは、テレビなどを見て脳に刺激を与えて、症状が治まるのを待ちましょう。

 

 

むずむず脚症候群は脳の働きが影響しています。鉄分補給だけではすぐに治療するのが難しいので、症状をすぐに抑えたいときは脳を働かせて痛みを和らげましょう。
痛みが治まれば眠る余裕も出来ますし、鉄分補給で原因がなくなれば、無理に脳を働かせる必要も減るでしょう。